投資信託の相続手続き

先日はとある銀行の投資信託の相続手続きのため、相続人代表者の方と一緒に銀行に行ってきました。

 

大抵の場合は、相続人から遺産承継業務に関する委任状を貰ってますので、司法書士だけで手続することができます。

 

しかしながら、今回のその銀行の支店の担当の方は、委任状があっても相続人代表者が支店に来なければできない、とのことでした。

 

その方によると、投資信託は日々変動するものであり、解約等によるリスクを相続人に直接説明しなければならないからだそうで、電話や書面で承諾を貰うという方法でもダメということでした。

 

念のため本店の相続担当部署にも問い合わせましたが、投資信託の場合は、支店の判断に任せているので、支店担当者が相続人本人の来店が必要というのであればそうして下さいとのことでした。

 

そこで、相続人の方に事情を説明して了承していただき、ご一緒に銀行に行っていただきました。

 

被相続人の取引支店ではなくてはダメとのことで、そこは県内なのですが、茅ヶ崎からは電車で1時間位かかる遠いところでしたが、お手続はスムーズに終了しました。

 

結局、なぜしつこく且つかたくなに「相続人が来ないとダメ」と言っていたのかは、相続人に対して営業したいからということが判明。

 

預金や投資信託を相続した人に、今後もその支店の商品を紹介して契約してもらいたい、色々な営業をしたいということのようです。

 

実際、投資信託のリスクがどうこうという説明はなく、銀行の方がが相続人に質問していたのは、相続人の方のお仕事や勤務先、相続財産が全部でいくら位あるか、主にどの銀行を利用しているのか、他の相続人にも営業をしてもいいか等々でした。

 

ちなみに相続人の方は、他の相続人の方の分も含めて、銀行の営業は全部断られていました。

 

他の銀行の投資信託の相続手続きでは、司法書士だけで手続をすることが出来、相続人の方に銀行窓口に行っていただく必要はなかったので、今回のようなところは初めてで、相続人の方にはご面倒をお掛けすることとなってしまいました。